エキストラとは

映画業界でのエキストラ(Extra)は、作品の背景や空気感を作る「背景の出演者」です。スタントマンが「アクションのプロ」なら、エキストラは「日常の風景を作るプロ」と言えます。

1.エキストラはどんな仕事?

主な役割は、主演俳優の背後で「その場の日常」を演じることです。

通行人・客役:街を歩く、カフェで会話(ふり)をする、オフィスで働くなど。
観客・群衆役:コンサート会場のファン、スタジアムの観客、事件現場の野次馬など。
特殊な設定:時代劇の村人、ファンタジー映画の住人(衣装やメイクがつくこともあります)。

現場でのリアル
「待つのも仕事」:撮影の準備や天候待ちで数時間待機することもザラです。
同じ動きの繰り返し:同じシーンを角度を変えて何度も撮るため、毎回同じタイミングで同じ動きをする正確さが求められます。

指示への対応:助監督から「あそこの角で立ち止まって時計を見てください」といった細かい演出(動線)がつきます。

2.エキストラになるための3つの方法

① エキストラ事務所に登録する(一番おすすめ)
最も安定して仕事がある方法です。
仕組み:事務所に自分のプロフィール(身長、服のサイズ、特技など)を登録し、案件のメールが来たら応募します。
代表的な事務所:「古賀プロダクション」「キャストプラン」「トループ」など、多くの会社があります。
メリット:常に案件があり、撮影現場のルールも教えてもらえるため安心です。

② フィルムコミッションや公募に応募する
地方自治体が運営する「フィルムコミッション(FC)」が、その地域でのロケのために一般募集をかけることがあります。
探し方:「(地域名) フィルムコミッション エキストラ募集」で検索。
メリット:自分の住んでいる近くで撮影に参加できるチャンスがあります。

③ 番組や映画の公式サイト・SNSをチェック
特定の作品が「ボランティアエキストラ」として直接募集することもあります。
メリット:好きな作品に直接関われる可能性があります。

3.報酬について

エキストラには大きく分けて2つの形態があります。
有償エキストラ(事務所経由など):日給として数千円〜(交通費込みの場合が多い)が支払われます。
ボランティアエキストラ:給与は出ませんが、記念品(番組オリジナルグッズ等)や食事が支給されることがあります。

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