映画館3
●4D
近年の映画館で増えてきているのが4D映画です。ではこの4Dとはどういったものなのでしょうか。
4D映画とは上映される映画のあわせて観賞しているひとの五感を刺激するような演出が様々にあり、まるで映画の中にいるような体験が出来る劇場設備のことをいいます。
わかりやすい例でいうと、映画のシーンに合わせてシートが動いたり、風や水しぶき、スモークなどの演出があったりと、鑑賞者が実際映画の中に入り込んだような体験が出来ます。
4DX®とは、3Dのその先「体感型(4D)」を演出するための最新劇場上映システム。
座席が作品中のシーンと完璧にリンクし、前後上下左右へ稼働。また、風、水(ミスト)、香り、煙りなど、各種演出も体感できるアトラクション効果も搭載。また、4DX®専用作品ではなく一般公開されている映画作品で、4DX®の環境効果で体感できることも特徴。観客のあらゆる感覚を刺激する4DX®で、これまでに体験したことのない、映画の「新たな感動・すばらしさ」を体感してください。
引用:コロナワールド(http://www.4dx.korona.co.jp/about/index.html)
ちなみに4D映画といっても日本国内には大きく分けて3種類(4DX・MX4D・D-BOX)の映画があります。
これらは上映設備を作っている会社がそれぞれことなるため呼び名が異なるのですが、実際に体験できるような内容は大きな違いはありません。
<3つの細かい違いについて>
◆4DX(韓国CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発)
・シートが上下左右前後に傾き、振動する
・TICKLER(足元をくすぐる装置)が設置
・エアー、ミスト、香り、バブル、煙など演出
・ストロボ、雪、嵐など
◆MX4D(アメリカのMediaMation社が開発)
・シートが上下左右前後に傾き、振動する
・TICKLER(足元をくすぐる装置)が設置
・シートの内側からお尻と首元、背中へ突き上げ
・エアー、ミスト、香り、煙など演出
・ストロボ、雪、嵐など
◆D-BOX
・シートの上下、左右前後の傾き、振動など映画のシーンに合わせて体験
D-BOX以外はシートの動きのみに特化しておりますが、4DX・MX4Dシートの動き以外の演出も体験できます。