映画配給会社について②
映画配給会社の主な仕事は先にご紹介しましたが、では映画配給会社にはどのような会社があるかご紹介したいと思います。
1.東宝株式会社
映画配給会社といえば「東宝」をまず最初に思い浮かべるという人が多いほど日本の映画業界の一大企業です。
毎年のように売上上位に位置づけされ、ドラえもんやクレヨンしんちゃんのような子供をターゲットにしたアニメ映画や、名探偵コナンや一昨年に大ヒットし日本映画史上最大の売上を作った『鬼滅の刃 無限列車編』も東宝が手がけました。
さらに新海誠監督で有名な「君の名は。」「天気の子」など大人をターゲットととしたアニメ作品なども多数手がけています。
ちなみに東宝は映画の企画・制作だけでなく、自らTOHOシネマズ」とういう映画館も運営しているのも他の映画配給会社とは大きな違いとなります。
2.東映株式会社
東映といえば昔から仮面ライダーシリーズを中心とした戦隊もののイメージが非常に強く印象付けられた会社ですが、東宝と同じように30年近くも人気を博している「ドラゴンボール」や同じく大人気アニメの「ONE PIECE(ワンピース)」なども手掛けています。
2022年の12月にはこちらも超人気アニメのスラムダンクの最新作映画「THE FIRST SLAM DUNK」が公開前から話題となっており、売上も期待されています。
また東映は東宝と同じように映画館の運営もおこなっていますが、他にも京都にある有名な観光スポット「東映太秦映画村」やホテルなどの施設運営まで手広く行っている企業としても有名です。